純文ぶる指

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純文学が大好き。という方にとってこの記事は好ましく響かない可能性が高い。なぜなら私は純文学があまり好き…ではない…というか気恥ずかしくなってしまうのだ。

純文学の定義はこうだ。

純文学(じゅんぶんがく)は、大衆小説に対して「娯楽性」よりも「芸術性」に重きを置いている小説を総称する、日本文学における用語。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

私は純文学をあまり読まない。

なのにも関わらず、私の指は勝手に純文ぶろうとする。それが堪らないのだ。

このブログの記事たちにもその片鱗はあろう。なんていうかとにかく恥ずかしい(純文学を書く人、読む人、作る人には何も罪はないです。私の頭がおかしいのです)。

私が読む本と言えば、ビジネス書、自己啓発書、宅建英検試験や勉強のテキスト。占いの雑誌、手芸の雑誌、そのあたり。あと、ネットで見つけた面白い文章なんかも。

とにかく私は文字にエンターテインメント性(以下エンタメ性)を求めている。だって、読むとき楽しいんだもの(私の言うエンタメ性には、技術的な情報←私にとってのエンタメ、も入っています。占い手芸勉強は全て私の定義におけるエンタメ)。

純文学の文章が『娯楽性よりも芸術性に重きを置く』なら、エンタメ性はもちろん微妙だろう。無いとは言わないし思っていない。でも、小説なら私は、西尾維新先生とか好きなので、常日頃からあの類の血沸き肉躍る文章を書きたいと思っている。あとは漫画とかもそう。 

もう好きって気持ちはしょうがない。私はエンタメ性が高い物が好きなのだ。

純文学は文章がパーティ会場の参加者だとしたら壁の花なのだ。

純文学『某が読みたいなら読むがいい そうでない者は去れ 自分から手を伸ばさぬ者に理解させるための物語はここには無いのである』

しかもちょっとやっぱり純文学って偉そうなところがある。文体に。教科書にも載っちゃうし。

私は、エンタメ性あふれる文章が書きたい。

という強い願いがあるにも関わらず、

私の指はすぐに純文ぶろうとす

る……………………………………………………………………

 


とはいえ、本当は純文学が好きなんでしょう。? 

(; ・`д・´)

だから、私が書きたいのは西尾維新先生とか乙一先生とかハルヒシリーズの谷川 流先生とかしゃばけの畠中恵先生の文章とかなの!

本当なの!

だけどいざ書くと純文学がメリーさんのごとく近づいてくる。

「わたし純文学!」

自分でも心のままに文字を書き連ねようものならなぜか純文学に近づいてゆくことが分かるから排除しようとする。メリーさん、いや純文学氏。私の言いたいことと書きたいことはこれではないのだよ。待って待って純文がそこまで来てる! 近い! 近い!

あーーーーーーーーーーーまた純文書いてるよこの人! 

最終的に私の頭の中の編集が叫ぶ。

私は気恥ずかしくなって、書きかけの文章を削除する。

そして今だってエンタメ思考の編集と暴走純文学作家の私が殴り合いをしながら結局どちらともつかないものが出来上がっているというのが真実だ。

だから編集の私も作家の私も思うのである。

この文章じゃダメなんだよ……。

それでも私はどちらの私も幸せにならない文章を書き散らし生き続けるしかないのである。

 


そういう点において占いの文章は幸せだ。自分の中で殴り合いせずとも道には「こちらです」の立て札がかけられており正解は絶対的に「読んで元気になる文章」だから。

編集と作家は「だよねー」と手を繋いでスキップをして先を目指す。時に喧嘩になりそうになっても、とにかく読者を思いやる心が道を照らすのだ。

ずっとそんなことだけをやっていくのも悪くない。悪くないけれど、純文学をしたい私がずっと電信柱の影から私を見ている日もあるので、ああ、もう、しかたない。とも思うことも多い。

ただし、自分が勝手に純文学とカテゴライズしてはいるその文章は「アァ? コラ誰が純文学って名乗っていいって言った?」と通りすがりのヤンキーか誰かに言われるだろうことも予測できる。文章を書くしかない時期に突入しちゃっているのを肌で感じながらそれでもまだエンタメを捨てきれない編集の私が

いやだーーーーーー

はずかしいーーーーーーー

とやっている。でも純文ぶる指からは私は逃れられない。いくらエンタメ好きな編集がやんややんや言ってきても書くのは作家の私である指なのだから。

腹をくくろう(ぺこぱで)。

 

 

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