箱はびりびりにしない派

a cat in the box

Photo by Sahand Babali

最近はニート道を極めはじめていて、お家でライターの仕事はしているものの、収入がアレである。

ということで自分の持ち物をメルカリでせこせこ販売している。しかし、タイトルにある転売とは私がメルカリで転売をしているということではない。

転売されているのは私。


私は買った物の箱を捨てない。移動(引っ越し)が多いため、梱包の手間を考えると箱を取っておいた方が、そしてたとえ本来入っていた物を入れなくとも、何かと使えて便利なのである。

さらに物を売る時も「持ってて良かった! 箱!」となる。何なら某ブランドの財布を一瞬持っていたが、本体以外の包装の箱と手提げもちゃんと売れた。ブランドだし箱もしっかりしていたので最初からちょっと売ってみるつもりですぐに袋に入れて取っておいたのだ。売るために取っといてあれだけど、こんな物まで売れるとは。何に使うのん? って思う。でも自分の常識が通用しない世の中は楽しいから別にいい。

それはそうと、先日友人にプレゼントをした際に、物(電化製品)が入っていた箱をびりびりに開けていたのを目撃した。衝撃だ。私だったら絶対にしない。私はどんなに欲しいものだったとしても、すぐに飽きてしまうことがあるから。手に入れてみて「あ、別にそんなにいらなかったかも」とか思う派の人間だ。そして飽きちゃったら売りたいし、売るなら高く売りたい。高価買取には箱が必要だ。

でも箱をびりびりにしてしまうっていうのは、ある意味「返品しない」「責任もって持ち続ける」「値段が付かなくなるまで使う」という決意の表れではないだろうか。

そう考えるといきなりだけど結婚って、物を買って箱をびりびりにするのに似ているのでは。や、結婚したことないから知らないけど。逆に言えばさ、物を買って箱を取っておくのは「付き合うまでの関係」に似ている気がする。買ってすぐなら返品できる。さもなくばメルカリで売ることができる。箱があれば箱なしよりも高く売れる。

…またこうやって『結婚』について書き出すと、私の周りにいる「経験豊富者」(バツのある方々)に、「何でそんな結婚のことばっかり考えるの? したいの? したくないの? なんなの?」って聞かれるんだけど、私にとっては結婚するってことばディズニーランド行くみたいなもんでさ、噂ばっかしか聞かないし、結婚し続けている人の話も結婚して離婚した人の話も聞くけど相変わらず私は結婚らんど(笑)に行けないのだものっ! 気になるわそりゃっ! めちゃめちゃ行きたかったんだもんディズニーランド!

それはおいといて。

私は箱をびりびりにする自信がないとも言える。結構前にテレビでどっかの漁村で結婚3回目って言ってる普通のおいちゃんも居たりして、なんか普通に結婚しちゃうって人もいるんだろうなーとも思う。けれど私は自分で買ったものの箱をびりびりにできないってことは、基本的に死ぬまで有効っていう結婚の契約をできないのかも。ていうか多分それをしたくないってことだし、だからもしかして相手にもそれを望んでいないのかもしれない。

結婚が箱をびりびりにされることなら私は、今は受け入れられる気がしない。だから私は転売され続けると思う。それでいい。値段(買い手?)が付かなくなることもあると思う。そしたら、うん、それもいいかなと最近は思っている。

色々あって、近頃は結婚しなくていいって感じてるから。むしろ私は箱をびりびりにする勇気のない人間だからそれでいい。箱をびりびりにすることを勇気って言っていいのか分からないけれど。けどまぁとにかく私は箱をびりびりにしたくないんだもの。それが普通に湧き出てくる気持ちなんだからしょうがないね。まとめると、箱はびりびりにしない。とりあえず今は。

 

 

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投げ出したくなるような人生にこそ、愛を。 へ返信する コメントをキャンセル

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