NEO彼女の再来

woman laying on bed

photo by Vladislav Muslakov

彼氏とお別れをしたので、日記が滞っていました。

ごめんなさい嘘。

日記が滞ったのは仕事が重なったりして自分がキャパオーバーをしていただけでした。

別れたのは本当。

こういう時、どんなことを書けばいいか分からない。そもそも自分の恋愛の、しかも現在進行形のことを書くなんてしたことがなかったし。むしろ、ずっと書いちゃいけないって思っていたからなおさらだ。でも、そんな時期でも自分について本当のことを普通に書きたいってずっと思ってた。

役者ブログを書いていた20代の頃とかね。嘘をついていた訳ではないけれど、恋愛のことなんて書かなければ無いと同じだった。あったよ、そりゃあね。沢山ね。これでもかってくらいね。

山ほどの出来事も、書きさえしなければ何も知られずに済むからとても楽だった。書いてしまったら戻れないし、インターネットに自分のあんなこんなが永遠に刻まれてしまうなんて、怖くて。でも、そうやって自分のことを書いている人のことがうらやましくて。時々、嫉妬したりなんかして。

かつての私の話。

白い服を買う時に「汚れるかも」って思って買わなかった。

高い食器は「割れるかもしれないから」。

読みたい本は「面白くないかもしれない」だし、特上寿司は「並とそんなに変わらないかも」って。

でもそれって生きてるって言えるだろうか? って思ったからやめた。自分でも良く分からないけれど、その流れで今まで禁忌にしていた彼氏、というか恋愛のことを全世界に向けて書いてみたのだった。

そうして思い切って書いてみたものの、ここしばらくは好きとか嫌いとか付き合うとか別れるとかが一切無いところで生きれたらどんなに楽なんだろうって考えてた。傷つかないし、痛くないし、苦しくないし、泣いたりもしなくていいきっと。それこそブログに別れたとか書かなくていいそれってすごい楽なんじゃないかっていう…前の私と同じモードになっていた。

けれど、友人に「もう私は一生付き合ったりしない」と言ったら秒どころかかぶせて「無理だね!」って言われたのは面白かったな。

傷つきたくはないけれど、心を揺らさない人生になんて面白みは無い。私は特に。そうして、そのことを知っている周囲の人は、落ち込んで全てを消して逃走したい私に活をいれてくれるんだ。ありがたい。

もういい。

白い服着て汚してやろう(汚れなくてももちろんいい)。

高い食器を毎日使って割ってやろう(割らなくてももちろんいい)。

以下略。

いつか死んで、灰になって消えてしまうからといって私が日々勉強の手を、頭の考えを止めないように、損とか得とか悲しみとかぶっちぎって無視して、やりたいことをやってやる! ってな感じで、彼氏とのことを書いてしまった以上、関係の終了も書かないといけない気がする、ダルいな、けれどならば書き散らかしながら生きてこうと決意を新たにする今日の私でした。

※もちろん相手がいることなので抗議があったら変更とか削除する。


そう言えば、ふられた人は「ふられた」って言うけど、自分からふった人は「別れた」っていう法則あるの知ってますかね。

ええ、例にもれず私も自分から別れました。ふった側になりますね。やっぱりふった側は「ふった」って言わないんですね。「別れた」って言いたいんですね。でも、相手からしたら「納得して別れたんじゃないぞ!」的なことも思われてそうな気もします。だって別れた、って、ある程度話し合ってお互いの同意があった、みたいなニュアンスありません?

私と元彼氏においてはこんな流れ。

私がやりたいことがある(付き合ってる時にしないのが一般的なこと)→彼氏に嫌だって言われた→じゃ私、自分のやりたいことするから別れるわ。以上。

いちばん最初に元彼氏に私から別れを打診した際に「絶対別れない」とも言われたのですが、最終的には「どうせもう決定してるんでしょ」と言われ、しぶしぶ承諾してもらいました。って、承諾してもらうって表現もアレだと思う。恋愛も結婚も友達もなんでも、片方がやめるっていったらもうそれは終了するものじゃない? …なんか、まあ、それはいいや。

もう、こんなこと、こんな話、需要があるんだろうか。でもいいや、書こうか。

あとは、ふられた方が傷つく、っていう感じが強くあることについて、私は意義を唱えたい。ふられるとね、いきなりだと特にびっくりするし、しかも拒否権はないからひどく悲しい。それはね、しょうがない。そのかわり盛大に泣けるのも、友達に泣きつけるのも、インターネットに「ふられた!」って書いて面白話にできるのも、全部ふられた側の権利みたいなところがある。

ふる方は「お前が悪い」みたいな感じがする。今回も私の勝手でふったわけだしね。

でも私は声を大にして言いたいふった方も傷ついているんですよと! なんなら、ふられた! って盛大にできない分、じくじくと倦む。だって、ふっちゃった~☆てへ☆とか言おうものなら、やっぱり人としてちょっとアレ、みたいな評価を周囲にされても全然おかしくないところ。ああ、でもだからもう私は言っていこうかな。そもそも反省とかはしてないし、自分で決めたことに何の後ろめたさもない。うん、結婚するっていう約束は破って悪かった。その分はごめん。ほんとごめん。でもやっぱ謝り続けるのも違うと思うのよ。どれだけ私がごめんって思ってたとしても、付き合わないならその謝罪いらないよね。そうだよね。だから私は言ってゆくよ、

ふっちゃった~☆

てへ☆

あーもう…ふられた話は大手を振って書けるのに何なんだろうねこの感じ?


私は今、色んなものを捨てさせられている。

RPGで最初はぼろっちい剣しか買えなくて本当は弱いモンスターなのにまぁまぁてこずってそれでも倒して経験値だかお金貯めて徐々に強い武器手に入れてなんなら防具とかアクセサリーも強いの買ってアイテムも前は100回復するのに3個アイテム使ってたところを1個で150も回復する高級なの買えるようになってしまいには1個でHP全回復するアイテム手に入れてよっしこれでボス倒しに行くぞーって思ったら、はい! じゃあこれから飛行機乗るから全部捨てて下さーい。って言われたみたいな。

それで嫌だって言っても物語が進まないだろうから全部捨てるでしょ。

で、金属探知器通ろうとするとピンポーンって鳴る。

いやいやいや、捨てたってマジで、全部捨てたよ? これ以上捨てるものないよ、かんべんしてよーって私が言ってると、いいからさっさと捨てろ、と言ってくる。ジャンプしてみろって言うわけ。

私がその場でジャンプすると、チャリンと鳴るの。私にはその音には全く覚えがないんだよ。で、え? え、何この音? ってなってると、捨てるもんあったね、って、こんどはポケットに入ってた経験値を捨てるように言うのさ。

え、これ持っててもいいじゃん、捨てるものじゃないから! ただの経験値だよって食い下がっても全然、私の話は聞いてくれないわけ。←イマココ。

それで今はしぶしぶちょっと捨ててギリギリ通してもらったんだけど、まだ次に通らなくちゃいけないゲートがあるっぽい。そして確かに、捨てるものはまだある気もしてしまう。

移住してきた人が揃って言うことがある。それは、島に住むにあたって人それぞれ禊があるってこと。

内容は人によって違う。物理的・精神的にある種の「ダメージ」または「試練」みたいなものを喰らうイメージ。そして、時にうまく行かなかったりして内地に戻ることを決める人もいる。でも、それは試験に合格したとか不合格だったとかそういう単純な話ではなくて、もっと壮大な、人生とか、さらには1人の生に収まらないような地球とか宇宙レベルの流れ、のようなものによって決まるんだと思う。

で、私の場合の禊はもう単純明快シンプル極まりない。

経験値、特に知識を捨てるってこと。

とういうか禊ってことがつまりそういうことよね。うんうん、ただのそのまんまだった。

私の武器、鎧、お守り。そんなものを全部根こそぎ、捨てられようとしている。

そもそも私が何で武装しているかというと、以前の私は「世界が私に痛いことしてくる」って思っていたわけだ。両親との相性が悪かった。家庭は私には檻で、地獄で、嘘だらけで、なんなら殺されるかもっていう場所だった。

だから私のこの武装は身を守るために仕方なくしたことなんだけれどもさ。もう、誰も私を傷つけないってのはわかってる。わかってるけどさ。

たとえばこの日本で銃とかランチャーとかで武装して街歩いてたらあたり前に変、てか捕まるだろう。けれど、私は目に見えないところ、精神世界で今、それをやってしまっている。

言い訳するなら、金属探知器を通る時に自分から見たら私は本当に何も持っていない。いわば紛争地帯から来たようなものだから、自分にとっては普通の装備、お出かけするのに服着るの当たり前ですよね、お外は怖いので当たり前に武器持ちますけどって感覚なんだけど、それを外から見ると過剰すぎる武装でしかない。っていうのがことの真相なんだと思う。

過剰な装備は重くて肩がこる。西海岸のゆるい人々の中をがっちりスーツでばっちりメイクしてヒールで歩く、のような感じでもあるだろう。私もゆるい側だったら、もっと楽な格好しなよ~wって言うだろう。だから、武器を捨てろって言われるのはただの優しさでしかないってのももちろん分かる。

ただ、まだこっちからしたら「そんなことしたら死ぬわ!」「殺されてしまうわ!」「殺られる前に殺るんじゃ!」って感じなんだよね。拾われて間もない捨て猫のように、シャー! ってなっちゃうみたいな。

まぁ、こういう理屈が分かったらもう峠は越えていると思うし、だからちょっとずつでいいと思う、私も。


私がもう恋人を作らない的な発言をするのにはわけがある。

向いてない。

昨日、上司から頂いた「顔もそこそこきれいで、ご飯も作れて、家事もできて、何で結婚できないんだろうね~」という質問に改めてお返事させていただく。

向いていないからです。

だからそう、私はNEO彼女でいいです。

恋愛について語っていたときに他の人にも「なんでその考えでペアになろうとするの?」と言われた。何で? ペアになろうとするの? そう言われたとき私は「だよね~w」って答えた。確かに! 間違いない! その通り! って思ったからね。

ああ、でもここだけの話、ほんの少しだけ傷ついたということを白状しよう。元彼氏と別れる理由になったのは、私のこの考え方だ。私は元彼氏と付き合ったその瞬間には、まだ明確に「ペアになろうとするのがどうかと思われる考え方」は持っていなかった。

元来ちょっと道は外れていたような気もするけれど、それでも結婚して、子供を産んで…という道筋に乗るために、自分を、なんなら頑張って「一般常識」に寄せていたのだ。結果的にそうじゃない自我が爆発して別れることになってしまったんだけどさ。

全部私のせいかな!

はじめから私はこういう人間です、という景品表示法に則っていればこの悲劇は避けられたから。いや、嘘をついていたわけじゃないんだよ、途中から自我、芽生えちゃったんだもん…

だからもうNEO彼女でいい。

NEO彼女とはなにか。

私もよく分からないけれど、既存の彼女ではない何か新しい存在である。

その定義はこれから決めてゆこうと思う。

けれどひとまず、NEO彼女は、付き合うという概念の中には存在しないとだけは定義しておこうかな。

元彼氏がこの日記を読んでしまったのなら、多分、変な、苦い顔をすると思う。

書いてごめんね。

本当にごめんね。

でも謝るのはこれで最後にするね。

私はこれからNEO彼女として生きていきます。

1 Comment

あざらしさん

見てたり、読んでみたり、ラジバンダリ
ありがとうね、相変わらず書く文楽しくて好きですよ
苦い顔はしなかったかなw
素敵な時間と自分に無い物や考えも沢山もらいました

私は私で新しい事を始める事にしました、移住もするのだよw
いつかまた近況でも話せたら楽しいかな
お互いの人生楽しく生きましょ

でわでわ

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